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2018-07-10 (Tue)
KOBEらぼ♪Polka 実験室では、夏休み中にラボの顕微鏡を使って自由研究に取り組んでいただける期間を設けています!
8月9日(木)・10日(金)・15日(水) です。
事前にお申し込みいただき、テーマについての打ち合わせから、個別対応いたします。

らぼポルカの顕微鏡には2種類あります。やりたいテーマや観察したいものに応じて、適した顕微鏡をお使いいただけます。

labo_mcs_1.jpg 双眼実体顕微鏡 
実物をそのまま立体的に観察できます。倍率は10倍~30倍のズーム式。虫や花など、虫眼鏡やルーペで見るよりも大きくしてみたいなあ!という場合には何でも観察対象になります。上からの照明だけでなく、下からの透過光にすることも可能で、透明感のある材料の観察にも適しています。

labo_mcs_2.jpg 生物顕微鏡
プレパラートを作って、下からの透過光で観察する顕微鏡です。倍率は40倍~600倍の6種類。ミクロメーターを使って観察物の大きさを測定することもできます。透過光だけでなく、上からライトを当てて観察することも可能です。

やってみたいこと、のご相談に応じます。
今は漠然としていても、お子さまの思いがなんだか突拍子のないことのようでも、
相談しながら進めることで、どんな興味も自由研究の形になっていきます。
テーマに応じて、適切な使用方法や観察のしかた、記録の取り方やまとめ方についてのアドバイスをいたします。
また、顕微鏡写真の撮影や動画の撮影にも対応いたします。

ぜひ、らぼポルカの自由研究サポートをご利用ください!

詳細・お申し込みについては
ホームページのこちらをご覧ください。

スマホの方はこちらをご覧ください。

顕微鏡使って、何するの? というイメージを作るための、簡単なテーマ例集も掲載しています。

とはいえ…興味の向くことや日常のちょっとした気づきをテーマに、といっても、なかなかつながらない、そもそも何をしたらいいのかしら? ということもありますよね。お子さまも学年が低ければ、そもそも自由研究って何!? 状態だったり。

小中学校の自由研究は、何も必ずオリジナルのテーマで取り組まなくてはいけない、というものではありません。「実際にやってみること」そこに大きな意味があります。
実験なら、準備を整える段階も楽しんで。
理科工作なら、完成のイメージを持って、そこへ近づける試行錯誤や工夫をする中でしくみを体感。
観察なら、素直な驚きそのものが記録のポイントに。
だから、お子さまの発言や行動から拾い出すのが難しければ、いろいろな自由研究本やWeb上にあふれているテーマ集から選んでもかまわないんです。

結果を予想したり、準備や手順を書き出したり、記録を取ったり、整理してまとめたり、考えたことを文にしたり。
最後にまとめる、ということを念頭に取り組んでいくとスムーズです。
「科学の方法」の体験を楽しみましょう。

なお、テーマ別実験体験講座も8月初旬に募集開始します。
いよいよ、やることに困ったときには、こちらもご利用くださいね。


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2018-06-20 (Wed)
6月17日(日)に微小貝の観察を行いました。

DSCN7199_R.jpg スケールは1mm
大浦海岸(兵庫県)の微小貝(ウニの棘なども写っています)

ネイチャーおおさか(大阪自然環境保全協会)の「微小貝さがしサポート図鑑」のサイトによると、
身近な須磨海岸も「微小貝スポット」としてあがっていて、実際に野外採集のイベントも行われたりしているのですが、
今回は、5月の連休中に採取してきた「大浦海岸」の砂を使いました。

IMG_2835_R.jpg 大浦海岸 2018.5.4
竹野スノーケルセンターの前 (豊岡市竹野町切浜)

ここも上記サイトで「微小貝スポット」にあがっていて、貝の種類が多い、と書かれています。
水がきれい。砂浜というよりは砂利浜と、磯もあって、表情豊かです。
IMG_2849_R.jpg IMG_2852_R.jpg
潮だまりを覗くとタマキビがいっぱい! 貝殻もたくさん打ち上げられています。
IMG_2853_R (2) IMG_2860_R (2)

ビジターセンターの方に確認して、砂を持ち帰ってきました。

浜は貴重な海岸植物の群生地になっています。
左はハマニンニク(テンキグサ イネ科)。
右はスナビキソウ(ムラサキ科)で開花していました。
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ハマダイコンも花盛り。
IMG_2854 (2)_R IMG_2855_R.jpg 

ここで採取してきた砂を、100均の園芸コーナーにある篩で砂と小石に分けます。
DSCN6834_R.jpg

一番粒の小さい砂を丹念に双眼実体顕微鏡で見ていくと…ピンセットでつまむのにも苦労するような小さな小さな貝がみつかります。本当に小さくてかわいい。
DSCN7166_R.jpg 長さ1.5mmです。

生き物のプロポーションというのは、本当に不思議です。どんなにサイズが小さくても、誰が見ても即座に「巻き貝」と分かる形をしているので、砂粒の中にあっても拡大さえしてしまえば、見逃さずに見つけることができます。

DSCN7146_R.jpgDSCN7145_R.jpg

DSCN7191_R.jpgDSCN7189 _R

DSCN7194_R.jpgDSCN7192_R.jpg

ため息が漏れるほどの美しさ。
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ウズイチモンジ(ニシキウズ科) で合っているかな?

貝の多そうな場所があるのを見ながら砂を採ってきたのですが、今回の反省点は、せっかく潮が引いているときに行ったのだから、もっと波打ち際近くの砂も採ってきてみるべきだった、ということ。
白く風化した貝も多かったので、採取の時から、きちんとした意図を持って、場所のパターンを選べばよかった、と反省しました。

DSCN6828 (2)_R DSCN6836 (2)_R

ひとつひとつ、微小貝図鑑で照らし合わせるのには根気が必要です。
こちらの図鑑サイト「微小貝データベース」は、圧巻です。

けれども、まずは、この小さい世界に向き合って、思わず声が出る感動を覚えたこと、
大人も子供もついつい時間を忘れて没頭してしまう時を過ごせたこと、
たくさんの種類の貝に、ひろい海の生きものの多様性はいかほどか、と、思いを馳せたこと、
微小貝さがしサポート図鑑のサイトの解説にもあるように、
この取り組みをする、ということ自体が、たくさんの刺激を私たちに与えてくれると、実感しました。

夏、遊びに行った海の砂の中、ぜひ、小さな貝を探してみてください。

「貝殻少女」だった管理人は、小学校低学年の頃の心がよみがえってきて、何か、深いところからの感慨に揺さぶられる日となりました。

今回、撮影した写真は、微小貝サポート図鑑のサイトに登録します。

おまけ
大浦海岸 竹野スノーケルセンターに降りていく道沿いの「ハート♡」
IMG_2870_R.jpg


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2018-06-03 (Sun)
KOBEらぼ♪Polka 実験室からのお知らせです!!

いよいよ、夏休みの自由研究サポートのご案内を公開いたしました。

IMG_2485 (600x600) (200x200)note ←こちらをクリック

本当は7月半ば以降、夏休みの初めごろにも、イベントや講座を企画できたらよかったのですが、
今年度はラボの都合で、残念ながら、どうしても8月初め以降しか日程を置けませんでした。
すみません。

らぼポルカ のキーワードは「サポート」です。
そこへ行ったら、何か、自由研究ネタを提供してくれて、参加したら何とかなるんじゃない?
というのではなくて、

☆やりたいことがあって、顕微鏡や実体顕微鏡を使って実験したい
☆気になることがあって、顕微鏡で大きくして見たい
ちょっと漠然としていても構わないので、そういう気持ちを持っているときに、
それを実現させていくお手伝いをしたいと思っています。

顕微鏡をお使いいただける期間を設けております。
個別に、「やってみたいこと」のご相談に応じます。
らぼポルカ の顕微鏡を活用いただければと思います。

おうちの方にあたたかく見守ってもらい、また、一緒に考えたり、取り組んだりした、
夏の理科の体験は、お子様にとって、かけがえのないものとなるはずです。
そして、子供の素直な発想の傍らで、改めて科学の体験や気づきの瞬間を共にしていけることは、
親にとっても、かけがえのない、素晴らしい時間となるはずです。

一方、「じっくり型」ばかりではないことも、十分承知しております!
スポーツやキャンプなどに忙しい夏、短期決着型やお手軽な講座もご用意します。

どうぞ、らぼポルカの実験室にお越しください。



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2018-05-27 (Sun)
ブログの更新がちょっと滞っておりました。

「小さい植物」の日は、いくつか野の雑草を実験室に持ち込んでいます。
今回は、ご参加くださった方が「あー!これ!くっつくのよねーー!」

というわけで、5月の小さい植物を描く会は「ひっつきムシ」シリーズとなりました。

ヤエムグラ (アカネ科)
DSCN6670-2sr.jpg DSCN6620-2sr.jpg

花も果実も拡大すればそれなりにかわいらしいのですが、とにかくもう、ベタベタ手にも服にもくっついて、なかなか外れず、外した後もなんだか手にピリピリと痛みのようなものが残ります。
それもそのはず、葉の表も裏も、茎も、果実も、トゲだらけ、それもみな、先がクルッと曲がっています。

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手裏剣のような茎の断面
DSCN6669-2s.jpg 
葉の縁に沿って、葉裏は葉脈に沿ってトゲが並んでいます。
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葉の縁と葉の裏のトゲ
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葉表のトゲはあちこちに散在。トゲは土台になるいくつかの細胞の上にひとつの細胞でできています。
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そして極めつけのヒミツはこれ! 葉の表と裏ではトゲの向きが逆です!
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感嘆の声を上げつつ、ヤエムグラに没頭してしまった2時間となりました。

第3週では、別の「ひっつきムシ」 オヤブジラミを主に観察。

オヤブジラミ (セリ科)
DSCN6653-2s.jpg DSCN6673s.jpg

これもトゲがいっぱいです。花はほんのり色のあるもの、白いものも。
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果実の断面、そして、トゲ! このトゲはたくさんの細胞でできています。
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先の曲がり具合、トゲの側面にある返しのような尖った突起。
「ひっつく気満々」のつくりに、またまた感嘆するばかりでした。

さらに、この回では、開花の時期を迎えた常緑樹の中から、クスノキの花もじっくり観察しました。
DSCN6747-2s.jpg DSCN6769-2s.jpg

まるで花式図そのもののような花のつくり、意外と複雑です。
外側から、外花被片3枚 内花被片3枚 これはつけねで合着しています。
雄しべが3本+3本+3本で9本。
内側3本の雄しべのつけね両側にある黄色い塊6個は腺体、蜜腺です。
雌しべの周りに黄色く見える3個は「仮雄ずい」で花粉は出さず、これも蜜腺。
雌しべは1本。
DSCN6767-2s.jpg DSCN6759-22s.jpg
葯には花粉を収めた部屋が4つ。ゴミペール缶の足踏みペダル式の蓋をパカッと開けたように、花粉の塊をつけたまま蓋がパカッと開いているのが面白い。
内側の3本は蓋の開く向きが違っています。

そのほか、実験室に持ち込んだ草花。

アメリカフウロ (フウロソウ科)
DSCN6679-2_R.jpg DSCN6677_R.jpg

マツバウンラン (オオバコ科)
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4月にブライダルブーケのようだったノヂシャ、果実ができています。
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マンテマ (ナデシコ科) のなかま 
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ミチバタナデシコ (ナデシコ科)
ひとつずつ順に花を咲かせながら、背丈が伸び、果実が膨らんでいきます。
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DSCN6781-2_R.jpg 開いたところ

タツナミソウ (シソ科)
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花が終わって取れたあとの萼の形がユーモラス。
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以前ちょっとしたブームになった本「へんないきもの」の表紙を飾った「オオグチボヤ」を彷彿とさせて、飽きずに眺めてしまいました。




「小さい植物」の会、「描く会」と「見る会」を同時募集しています。
植物画を描く方も、観察だけの方も、どうぞご参加ください。
毎月第3火曜日午前(10:00~12:00)
ご参加申込み・お問合せ用メールフォーム

また、ここに掲載したような写真を撮影して楽しみたい方は、こちらの講座をどうぞ。
「簡単!顕微鏡写真を楽しむ」
毎月第3火曜日午後(14:00~16:00) 
ご参加申込み予約サイト

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2018-05-04 (Fri)
「微小貝さがし」をしてみませんか。

自由研究のタネ講座「小さい貝を見つけよう」
6月17日(日) ①10:00~12:00 ②14:00~16:00

砂浜にはたくさんの貝殻が打ち上げられます。
須磨海岸にもたくさん打ち上げられます。
その中から、1cmに満たない小さい小さい貝、微小貝を見つけていきます。
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この活動は、大阪自然環境保全協会(ネイチャーおおさか)の取り組み「微小貝プロジェクト」に賛同しておこなうものです。
砂浜にでかけて、野外活動として取り組むこともできる活動ですが、
今回の講座ように、室内で実体顕微鏡を使いながら、じっくりと探して、記録していく活動もできます。

微小貝を見つけたら、写真を撮って、「微小貝さがしサポート図鑑」(大阪自然環境保全協会)に登録してみましょう。
自分の活動が、自分の視野を広げたり自然の捉え方を変えるきっかけとなるとともに、ほかの誰かの活動のサポートにもなっていきます。

ご家庭でも継続して、そのまま、夏の自由研究として取り組んでいける内容です。
ぜひ、ご参加ください。
詳しくはホームページで。お申し込みもホームページの専用サイトからどうぞ。


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