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2018-06-20 (Wed)
6月17日(日)に微小貝の観察を行いました。

DSCN7199_R.jpg スケールは1mm
大浦海岸(兵庫県)の微小貝(ウニの棘なども写っています)

ネイチャーおおさか(大阪自然環境保全協会)の「微小貝さがしサポート図鑑」のサイトによると、
身近な須磨海岸も「微小貝スポット」としてあがっていて、実際に野外採集のイベントも行われたりしているのですが、
今回は、5月の連休中に採取してきた「大浦海岸」の砂を使いました。

IMG_2835_R.jpg 大浦海岸 2018.5.4
竹野スノーケルセンターの前 (豊岡市竹野町切浜)

ここも上記サイトで「微小貝スポット」にあがっていて、貝の種類が多い、と書かれています。
水がきれい。砂浜というよりは砂利浜と、磯もあって、表情豊かです。
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潮だまりを覗くとタマキビがいっぱい! 貝殻もたくさん打ち上げられています。
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ビジターセンターの方に確認して、砂を持ち帰ってきました。

浜は貴重な海岸植物の群生地になっています。
左はハマニンニク(テンキグサ イネ科)。
右はスナビキソウ(ムラサキ科)で開花していました。
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ハマダイコンも花盛り。
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ここで採取してきた砂を、100均の園芸コーナーにある篩で砂と小石に分けます。
DSCN6834_R.jpg

一番粒の小さい砂を丹念に双眼実体顕微鏡で見ていくと…ピンセットでつまむのにも苦労するような小さな小さな貝がみつかります。本当に小さくてかわいい。
DSCN7166_R.jpg 長さ1.5mmです。

生き物のプロポーションというのは、本当に不思議です。どんなにサイズが小さくても、誰が見ても即座に「巻き貝」と分かる形をしているので、砂粒の中にあっても拡大さえしてしまえば、見逃さずに見つけることができます。

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ため息が漏れるほどの美しさ。
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ウズイチモンジ(ニシキウズ科) で合っているかな?

貝の多そうな場所があるのを見ながら砂を採ってきたのですが、今回の反省点は、せっかく潮が引いているときに行ったのだから、もっと波打ち際近くの砂も採ってきてみるべきだった、ということ。
白く風化した貝も多かったので、採取の時から、きちんとした意図を持って、場所のパターンを選べばよかった、と反省しました。

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ひとつひとつ、微小貝図鑑で照らし合わせるのには根気が必要です。
こちらの図鑑サイト「微小貝データベース」は、圧巻です。

けれども、まずは、この小さい世界に向き合って、思わず声が出る感動を覚えたこと、
大人も子供もついつい時間を忘れて没頭してしまう時を過ごせたこと、
たくさんの種類の貝に、ひろい海の生きものの多様性はいかほどか、と、思いを馳せたこと、
微小貝さがしサポート図鑑のサイトの解説にもあるように、
この取り組みをする、ということ自体が、たくさんの刺激を私たちに与えてくれると、実感しました。

夏、遊びに行った海の砂の中、ぜひ、小さな貝を探してみてください。

「貝殻少女」だった管理人は、小学校低学年の頃の心がよみがえってきて、何か、深いところからの感慨に揺さぶられる日となりました。

今回、撮影した写真は、微小貝サポート図鑑のサイトに登録します。

おまけ
大浦海岸 竹野スノーケルセンターに降りていく道沿いの「ハート♡」
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