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2021-03-11 (Thu)
3.11 震災から10年の日です。
そして、神戸では、震災の日、というと、1.17。
目を閉じると「しあわせ運べるように」の歌声が心に静かにひろがります。

「にしきたショパン」
西宮北口をはじめ、阪神間を舞台に、「阪神淡路大震災の記憶を語り継ぐ」「左手のピアニストを応援する」の2つをテーマにして、自主制作された長編映画。間もなく、3月下旬に各地で公開されます。

映画「にしきたショパン」公式サイトはこちら

映画「にしきたショパン」YouTubeチャンネルはこちら

この映画に出演されているピアニストの方には、らぼポルカのピアノサロンを練習にご利用くださった方もおられます。
チラシにお名前を見つけて、感激しています。
また、映画のロケ地でもある、県立西宮高校音楽科や神戸女学院大学音楽学部の関係の方々にも、サロンをご利用いただいています。

阪神淡路大震災…あのときの、赤い夜の空、空高く舞い上がり山を越える灰、忘れることのできない光景です。
らぼポルカのある、神戸市須磨区寺田町も、大きな大きな被害を受けた地域です。復興には長い年月が必要でした。
町内では、その一部始終を歩んできた方々が中心となって、今も地域の活動が続いています。

いろいろな思いが重なって、勝手に、ゆかりを感じる映画です。
国際映画祭で受賞も多く、高く評価されているとか。
公開を心待ちにしています。

~~~~~~~~~
(3月25日 追記)
元町映画館で観てきました。
66席の小さな映画館で1日1回1週間だけの公開。
到着したときにはすでに長い行列で、整理券は47番でした。
さすが、地元の映画、連日、満員御礼とのことでした。
引き込まれる、というか、静かに吸い込まれるような、1時間半。
やるせない余韻の中、全ての登場人物の震災から25年経った今を、ぼんやりと思いながらエンドロールを見つめていました。
~~~~~~~~~


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2021-03-05 (Fri)
3月になり、らぼポルカのピアノも、すっきりと春を迎える準備が整いました。
2台のグランドピアノの調律と整調、整音に、たっぷり5時間! いつもながら、丁寧に整えてくださいました。

今回の整調のポイントのひとつは、2台とも「レペティションレバースプリング」の強さ、でした。
打鍵したとき、ハンマーは弦をたたいて、すぐに弦から離れていったんとまります。そのあと、ゆっくりと鍵盤を上げると…ハンマーはもう一度、弦に向かって上がって行き、それから、元の位置に落ちていきます。スプリングの調節で、その上がり具合を加減します。

IMG_1814 (2) レペティションレバースプリング

グランドピアノは、このバネのおかげでアクションがすばやく戻るしくみになっていて、バネの強さで弾き心地が変わって来るのですね。今回は全体にほんの少し強めにしてくださったとのこと。連打やトリルもすっきりと、気持ちよく演奏していただけると思います。

整音、というと、針刺しをしてハンマーの硬さを調節し、音色を整える、というイメージがあるかも知れません。
IMG_3983_R.jpg IMG_3987_R.jpg ハンマーの針刺し
狙った音色やハンマーの状態によって、ハンマーの「肩」の部分に針を刺す場合、ハンマーの「頭」の部分に刺す場合があるそうです。

けれども、その前に、よい音色は丁寧な整調があってこそ、ということを、野球の投手の投球フォームになぞらえつつ、実際にアクションの状態と音色を比べつつ、説明してくださいました。
ハンマーが弦をたたいた直後に落ちる距離の、ほんの、ほんの、わずかな違いでも、音に芯が通った凜々しい感じがしたり、何となく、くぐもったようなニュアンスになったり。ハンマーが落ちて止まる位置、ハンマーストップの高さを変えても、タッチが変わるだけでなく、音そのものが違ってきていました。

IMG_4005_R.jpg ハンマーストップを揃える
IMG_4010_R.jpg IMG_4011_R.jpg
バックチェック(黄色い部分)を曲げて調節します。

鍵盤の高さ、深さ。
IMG_3997_R.jpg IMG_4001_R.jpg
高さを揃え、深さは1cmに。鍵盤の下のフロントピンに緑色のパンチングクロス、その下にパンチングペーパーが重なっています。
IMG_3993_R.jpg IMG_3992_R.jpg パンチングペーパー
色によって厚みがちがうんですね。人の手の感覚は敏感。紙1枚の厚み違いでも触れれば分かります。
深さを測るための「あがき定規」は小さな巾着袋に丁寧に納めてありました。調律師さんが道具を大切にしておられるのが伝わってきます。

調律だけでなく、いつも、細やかに、みていただいている、らぼポルカのピアノです。
春の澄んだ音色と気持ちが伝わる弾き心地をお楽しみいただけると思います。
みなさまのご利用をお待ちいたしております。

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2020-12-07 (Mon)
ピアノ練習用にちょっとユニークな老眼鏡を作りました。
管理人の私事ではありますが、同じようなお悩みの方がおられるかも、ということで。

IMG_1908s.jpg

メガネは、縁なしのフレームで、鼻当てが少し腰高にセットされています。
レンズはいわゆる老眼レンズではなく、中距離用のレンズを使っています。

megane_u_R.jpg megane_d_R.jpg

目線を前から少し上向きにすると、メガネ越しに楽譜が見える。メガネの上下幅がちょうど楽譜の上下幅と一致しています。
目線を下向きにすると、メガネを通さずに裸眼で鍵盤や手指が見える。裸眼なので、メガネをかけないで弾いていた今までと同じ感覚だし、ひずみもありません。
縁なしなので、フレームの影が気になることもなく、視線を移行させることができます。

特注ではなく、既成のフレームやレンズ、鼻当てを組み合わせて、良い具合に対応していただけました。

もともと、管理人は近視がなく、「メガネやコンタクトレンズとは無縁」という生活を送ってきました。初めてのメガネが「老眼鏡」だったわけです。
老眼が進んで、楽譜が見えない!! という悩みが出てきた頃、長年裸眼で見てきた鍵盤を、メガネを通して見る、ということ自体が、それはもう、とてもとても難しくて、メガネをかけてはピアノが弾けない! でも、楽譜は老眼鏡がないとよく見えない! と困ってしまいました。

それで、最初に試みたのは、チャレンジングにも、高齢初コンタクト体験での遠近両用コンタクトレンズ。
これは、とても具合がよくて、一発解決か、と喜んだのも束の間。頻回まばたきの習慣がない(コンタクト初心者!)ので弾いているウチにもわーと視界がかすんでくる、さらには、洗浄剤か何かのアレルギーで装着が難しくなり…と、残念な結果に。

その後、諦めながら無理して楽譜を読んでいたのですが、いよいよ、指番号も小節番号も見えず、シャープだかナチュラルだか判別不能、近づいても遠ざけてもムリ、となり、メガネがどうしても欲しくなりました。

ふと思いついて、手持ちの累進レンズ(上側は度無しガラス→下側が老眼)のメガネを試しに上下逆さまにはめてみたら、なんと、バッチリ。目線を前にあげて楽譜を読むときに老眼鏡、目線を下げて鍵盤を見るときにはガラス越しになるので、良い具合です。そうか、こういうメガネがいいんだ!!なるほど!

そこで、逆さまレンズのメガネを作ってくれるところはないのか!!と、眼鏡店めぐり。事情を説明しては、ピアノ用メガネを作りたい、なんとかできないだろうか、と。
で、結果的に、以前、初めての老眼鏡を作った眼鏡店の方が、それは親切に相談に乗ってくださり、できたのがこのメガネです。
眼鏡店の方とのすりあわせは本当に楽しくて、モノづくりの楽しさ、みたいな感覚を味わうこともできました。感謝です。

ネット上には、中近メガネなどで対応しているケースがいろいろ上がっていて、みなさんそれぞれに工夫しておられるようですが、元々メガネをかけずに弾いてきた、メガネ経験の少ない人向けの情報はなかなか見当たらなかったので、ちょっと載せてみました。

これで、譜面を見て弾く連弾や、初見の演奏、もちろん、譜読みも、本当に楽になりました。

~~~~~~~~
感染の広がりが不安な毎日ですが、らぼポルカのピアノサロンではご利用時間帯のあとに換気や消毒作業の時間を取り、少人数でのご利用のご予約をお受けしております。
2台アンサンブルの合わせ練習やコンクールに向けての練習、出品動画の撮影などにご利用いただいています。

ひきつづき、らぼ♪ポルカ ピアノサロンをよろしくお願いいたします。
みなさまのご利用をお待ちいたしております。

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2020-10-18 (Sun)
感染状況が少し落ち着いた9月、10月と、らぼポルカのピアノも、ステキな音を響かせていただける日が増えてきました。
ご利用くださるみなさまがた、本当にありがとうございます。
秋piano

いつも練習に利用してくださる近隣の方々が戻ってきてくださったこと、もう、とっても嬉しくて、ありがたいことだと感じ入っています。しばらくお目にかからない間に、お子さん方の背がぐっと伸びたり、お姉さんの雰囲気になっておられたり、で、ちょっと感激しています。サロンのピアノをまた弾きたい、と思っていただけること、嬉しい限りです。

また、今年、このような厳しい状況にあっても、芸術の秋はめぐってきた!!と、感じる日々になっています。

コンクール前の詰めの練習、コンクール用の演奏動画の撮影などにも使ってくださっています。
練習してきた2台のピアノのための曲を、いちどはグランドピアノ2台で、と、仕上げ演奏の機会に使ってくださった先生と生徒さん、思い切り演奏できた、という笑顔がとってもステキでした。
2台アンサンブルでのご利用が増えているのも、この秋の特徴です。

演奏家の方々が、演奏会に向けて2台4手や2台8手の合わせにご利用くださったり、遠方から国際コンクール当日のウオーミングアップに寄ってくださったり、そのような大切な場面に使っていただけて本当に光栄です。らぼポルカのサロンをお選びいただけたこと、心から感謝いたします。
大きなコンクールの成績優秀者の発表に、サロンをご利用くださった方のお名前を見つけると、気持ちが高鳴ります。
少しでもお役に立てたかしら、と、うれしくなります。

さらに、CD制作のためのレコーディングに、丸1日たっぷりとお使いいただくこともできました。
CDのリリースがとっても楽しみです。

演奏活動をしておられる方々やピアノの指導者の方に、繰り返しご利用いただけることは、サロンを運営していく上で本当に大きな励みになります。
これからも、よい状態のピアノを、落ち着いた雰囲気の中で気持ちよく演奏していただけるように、整えてまいります。

ひきつづき、KOBEらぼ♪Polka の ピアノサロンをどうぞよろしくお願い申し上げます。

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2020-09-15 (Tue)
暑さと湿気の夏を越して、ようやくさわやかな秋空が広がった1日になりました。

サロンのグランドピアノ2台の調律と整調を行いました。
カラリと晴れて、絶好の調律日和でした。

関東地区では久々に「のだめカンタービレ」の再放送が始まったのだとか。
当サロンにある木目のグランドピアノ YAMAHA C2CP は、のだめちゃんのお部屋にあるピアノと同じタイプです。
優雅な猫足に、ペダル柱は竪琴の形を模していて可愛いんです。
弾きにいらしたときにはぜひ、ご覧になってくださいね!

IMG_5035 (642x800) d

サロンのピアノをお願いしている調律師さんは、信頼のおける1級ピアノ調律技能士さんです。
毎回、調律と共に、ピアノの状態に応じて、何かしらテーマを設定して整調をしてくださいます。
今回は、特に、「打弦距離」の調整を丁寧におこなってくださいました。

打弦距離の調節で何が変わるのか、アクション模型で説明もしていただけました。

IMG_1754s.jpg
↑サロン玄関にあるグランドピアノのアクション模型

打弦距離は、打鍵したときに、ハンマーが動いて弦に当たるまでの距離です。
47mmが標準ということで、今回、状態を見ながら、2台とも念入りにそろえてくださいました。
打弦距離はグランドピアノの弾き心地に大きく影響します。

サロンをご利用くださったお客さまからは、「弾きやすいピアノでした。」 と、嬉しいご感想をいただいています。
これからもまた、いつも、打鍵したときの細かなニュアンスが音の表情に心地よく伝わるような、よい状態のピアノを演奏していただけるように、と、思っています。

気持ちよく整ったタイミングで、ぜひ、サロンのピアノをご利用くださいませ。

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