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2018-11-17 (Sat)
春、新入学や進級を彩る、ウキウキ気分を盛り上げてくれる花、チューリップ。
春のイラストには欠かせない、あのステレオタイプのチューリップの絵は、幼い頃、最初に覚えた花の絵だったかもしれません。

10月の終わりから11月のはじめにかけて、本格的に寒くなる前のこの時期、チューリップにとっては大切なイベントがあります。
球根の中で、減数分裂をして、花粉を作るのです。
すっかり、開花の準備を整えてから、冬の低温にさらされて、春、花壇を彩る日を待ちます。
冬の低温にさらされる、というのも経なければならない大切なプロセスで、チューリップをバレンタインデーの頃に咲かせようとすれば球根を6~8週間ほど冷蔵庫に入れてやるとよい、というのは、よく知られています。
球根の中にはすでに花は準備されているので、低温経験で花芽形成が促される「春化」とは厳密に言えば異なるのでしょうが、球根に低温期間を経験させるこの処理も「春化処理」と呼ばれているようです。

というわけで、10月は野外の植物ではなく、チューリップの球根の中を観察しました。

チューリップの球根。剥いていきます。
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中のミニミニチューリップの頭が見えてきました。
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柔らかい黄緑色の葉。さらにめくっていくと、花が現れます。
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萼が3枚、花弁が3枚、区別がつかないので合わせて6枚の花被片です。
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中には雄しべが6本。すでに大きな葯があります。中心には雌しべ。
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雌しべの柱頭は3つに分かれていて、3枚の心皮からなることが分かります。
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ちょっと秘密をのぞき見したような気分です。
葯の中を絞り出して顕微鏡で見ると、細胞分裂が起こっています。
花粉を作るための減数分裂です。きちんと時期を狙って毎日連続して観察すれば分裂の過程も追いかけることができるのでしょうけれど、今回は「のぞき見」だけです。
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~~~~~~~~~

さて、11月はアキグミ 
ニュータウンの道路沿いの法面で、たわわに秋の実りです。
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これがもう、全身毛むくじゃら。鱗状毛という鱗のような毛が貼り付いています。
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毛をピンセットでこするとポロポロ取れます。顕微鏡で拡大すると美しい。
なんでこんな物を全身にこんなにもたくさん作ってまとっているのだろう、と、何度見ても不思議です。

果実(偽果) 
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左が透過光で撮影、右は落射照明。

枝も芽も、ビチビチに毛の鱗で「武装」しています。
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葉裏はびっしり。キラキラ光ります。
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葉表はまばら。少し毛が立ち上がっています。
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毛に没頭している間に、どんどん時間がたっていました。

偽果なので、この赤い実の中に果実がひとつ入っていて、その中に種子があります。
もう少し熟れてきたらじっくり観察します。
熟れてくるころ、鳥との勝負です。ぼんやりしているとツルツルになくなっています。


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2018-11-05 (Mon)
12月 KOBEらぼ♪Polka のグランドピアノサロン オープン1周年がやってきます。
みなさまがたのおかげで、いよいよ1周年を迎えることができます。ありがとうございます。

今日はC3Xの整調をしていただきました。

IMG_4728_R_R.jpg

らぼポルカのC3Xは2017年生まれの新しいピアノです。
若くて華やかな音、弦やハンマーのちょっとした変化がスグに音に出るデリケートさが新しいピアノならではです。
このところ、高音部の響きにちょっと気になる変化があったので、月末の調律を待たずに、整調をしていただきました。
3本の弦が狂いなくピッタリ同時にハンマーに当たるように。丁寧な整調です。
これで、引き締まったきれいな響きになりました。

らぼポルカのピアノは調律だけでなく、タッチや響きにも気を配ったメンテナンスをしています。
気持ちよく演奏していただけると思います。

2018Xmas.png

1周年記念のクリスマス弾き合い会、まだ空きがございます。
2台アンサンブル・連弾・他の楽器とのアンサンブル・歌とピアノなど、「合わせもの」の弾き合い会です。
クリスマス会にピッタリな、楽しい企画もご用意しています。ぜひ、ご参加ください。
受付はグループ単位です。お一人の方が複数のグループに入れば、何度も演奏できます。
小学生以下のお子様には付き添いの大人の方おひとりを無料でお受けいたします。
なかなか聴けない2台8手の交響曲も演奏されます。聴衆参加もぜひどうぞ。

詳しくはホームページのこちらに掲載しております。
お申し込みはこちらのメールフォームからどうぞ。

ご参加をお待ちいたしております。

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